【ポケモン剣盾】シーズン5シングル 最高38位最終84位 ~エセボルトランドコントロール~
shieldROM TN:6
シーズン最終日最高
最終順位(スクショをミスってしまったのでシーズン終了3分前の画像になります、申し訳ないです)
※追記 最終順位が推定79位でしたが79位の型がいたので最終84位濃厚となりました。ご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。
以下が最終79位の方の方のブログです
https://jvfy83pwh.hatenablog.com/entry/2020/05/01/122442
皆さんお久しぶりです、バイソンです。ポケモン界隈では切断バグが横行してもはや最終順位に価値がない状態かもしれませんが一応初めての最終二桁なので記事に残しておくことにしました。こんな状況ですのでわざわざ記事にする以上は読者の皆さんが満足できるようなクオリティで仕上げたつもりですので読んでいただけると幸いです。
過去作解禁までポケモンをプレイする予定はなかったのですが、世間情勢によりあまりにも時間を持て余してしまったので今シーズンはプレイしてみることにしました。2シーズン程度触れていなかったので前シーズン実績を残していた小林くん(@mega_yayakoba)に前期の環境などを解説してもらったおかげでこの構築にたどり着くまでの道が大幅に短縮されたと思います。彼にはとても感謝しています、ありがとうございました。彼も私同様ブログにてポケモンの記事を執筆しているので是非チェックしてみてください。
前半はPTについての解説、後半は今シーズンをプレイした感想や今の界隈について思うことを書いてあるので構築だけ見たい方は後半は飛ばしていただいて大丈夫です。それでは早速解説に入っていきたいと思います。
~構築経緯~
今シーズンはの通りがとてもいいことに着目してでサイクルを回し対面操作をした後に等のダイマックスエースで抜いてEasyWinを狙う構築を使っていたがあまりにもの技外しがひどく強いが安定しないため構築を見直した。
その結果だけでも十分に戦えることが発覚、これを基本選出に組み込んで取り巻きを考えることとなった。この3匹で選出した場合ダイマックスエースが存在しないので当初サイクル負荷+受け破壊も兼ねていたの役割を変えることなくダイマックスエースとしての抜き性能が高まる悪巧みの型にした。
取り巻きの3匹も3匹だけの並びである程度完結していて尚且つ汎用性を上げて柔軟な選出ができる強いポケモンであるべきと考えを採用した。
これにより俗にいう”二極化”に近い形で構築できたため相手の構築を見て刺さっている方の3セットを選出すればいいというわかりやすい構築となった。また、各ポケモンの汎用性を限界まで引き上げているので2極選出ができないときに混合させて選出をしやすくなっているのも高勝率を維持できたポイントとなっている。
~個体解説~
陽気ドラパルト@ すり抜け NN:あくさん
163-172(252)-96(4)-x-85-213(252)
ドラゴンアロー/ゴーストダイブ/蜻蛉返り/鬼火
ストッパー兼抜きエース兼サイクル要因の何でもできる最強ポケモン。素早さが特に優れており、最速にすることによって+2を抜いて勝ちを確信した相手を逆に抜いて倒すことが多々あった。
ダイマックスをした際にダイウォールに変化する鬼火を採用、これにより初手の等に鬼火を入れて鬼火祟り目型を誤認させながら機能を停止させることがかなりの強みであった。
また、サイクルを回す際も蜻蛉返りを打たずに敢えて素引きすることによってを悟らせないプレイングも多用した。
呑気ガオガエン@ 威嚇 NN:Landorus
202(252)-135-156(252)-x-111(4)-58(S0個体)
フレアドライブ/蜻蛉返り/鬼火/捨て台詞
クッション兼サイクル回し要因の種族値が低い
サイクルを回し削りながらデバフを撒き、裏の抜きエースを通しやすくするのが役割。
当初に対して役割を遂行するためにDDラリアットを採用していたが打つ必要がないと感じたことや、環境に存在する多くのがすり抜けで採用されていた為対積みポケモンや特殊に対して圧倒的に強い捨て台詞を採用したところ、起点を作りやすくなったので正解だと思っている。蜻蛉返りと両立しているのがポイント、どちらも強い上に片方を見せるともう一方はないと判断されるので有利に立ち回ることができた。後述するのステルスロックとの相性も非常によくその際は蜻蛉帰り+鬼火+ステルスロックの定数ダメージの応酬で削りを入れることが多かったのも両立の理由となっている。
最遅の理由はミラーやSを妥協しているの下から蜻蛉帰りを打てることが大きな利点となっており、60属の同速負けのデメリットよりもリターンのほうが圧倒的に多かった。
控え目水ロトム@ 浮遊 NN:Thundurus
157(252)-x-138(84)-154(116)-128(4)-113(52)
ハイドロポンプ/ボルトチェンジ/悪巧み/眠る
ダイマックス時A177+1のダイソウゲン耐え
準速60属(-1最速100属)抜き
サイクル兼ダイマックスエース要因。完全劣化
欠伸を打って対面操作した気になっているを咎める為にで採用。でない点は熱湯による火傷でが消費されてしまうのを嫌い、陰湿ポケモンの毒に対しては眠るが完全回答になっているので問題はなかった。単純に眠る+による回復もサイクル戦に於いてとても強かった。
当初トリックで採用していたが技の打ち換えができずに読み外すと一気にサイクル不利に陥ったり、この構築ダイマックスエースが少なかった欠点をこの型に変更したことによってすべて解決した。
悪巧みをしてダイマックスせずにボルトチェンジで下げるというプレイも多用した。
陽気ミミッキュ@ 化けの皮 NN:妖刀心渡
ゴーストダイブ/影討ち/道連れ/身代わり
131(4)-142(252)-100-x-125-162(252)
霊技3種の怪異殺し(ダイマックスストッパー)枠。邪魔な奴はすべて道連れで”送る”
初手でダイマックスで場を破壊してで切り返す現環境の最強戦法や、を通す際に弊害となる等を現環境全く考慮されていない不意の道連れで処理する。
この型の化けの皮の価値はほかの型に比べて低くのを温存するために無理な後出しを数多く行っていた。余談ですが筆者は化物語だと羽川翼が好きです
陽気ドリュウズ@ 型破り NN:Garchomp
185-187(252)-81(4)-x-85-154(252)
無難に強い劣化。割とダイマックスを切る機会が多かった
ステルスロック+岩石封じによる起点作りや、襷による対面性能やストッパー性能が美しいポケモン。流行りの初手のダイマックスを裏込みで対応できるので初手の繰り出し性能が非常に高く、裏から繰り出しても強い。
控え目トゲキッス@ 天の恵み NN:進藤拓海
161(4)-x-115-189(252)-135-132(252)
初手から負荷をかけにいけるダイマックスエースとして採用。もちろんあとから投げても強く割と隙がないポケモン。特化なので火力が高く、悪巧みダイジェットでH振りを落とせるのが利点。+1でを抜けないがほとんどのダイマックスをダイフェアリーで落とせるので気にならなかった。
ダイウォールでタイミングをずらし、エアスラッシュ怯みによる勝ち筋を常に頭に入れながらプレイすることが大切。
~立ち回り~
基本選出
サイクル寄り、対面(展開)寄りから刺さっている方を出す。
初手
から自分の選出に該当する最適なものを出す。初手ダイマックスが通りそうならも視野に入れる。(相手のPTにがいるならやらないほうがいい)
混合選出
無限にパターンが存在するので詳細は割愛するが、のどちらかを通す選出をすれば問題はない(どちらも出さなかった試合は一度もなかった)
対受けサイクルには@1が基本選出となる。
にが見えたらなるべくを選出するのがよい。
プレイング
の対面(展開)選出ではプレイ難易度は高くないが、の扱いで勝率が大きく変わるのでステルスロックを撒く必要があるのか、を温存する必要があるのか、体力1のを切るべきか否かを考えながら立ち回っていた。
を主軸に置いたサイクル選出では非常にプレイ難易度が高くケースバイケースが多い。釣り出し等も多用するので筆者もかなり苦労したが基本的にはリスクリターンを考慮しつつ、勝ち急がない守りのプレイが要求される。
~まとめ~
構築の完成度は高かったが最終日の38位から17-15(試合数は40戦)だったのになぜか順位が下がったので分り切ってたとはいえかなりメンタルが削られた。最終順位には納得していないが、最低限の結果は残せたので概ね満足している。
前半部分にあたる構築解説は以上なります。この後は後半部分のあとがたりに続きますが興味のない人は読まなくて大丈夫です。
ここまで読んでくれてありがとうございます。また今シーズン切断しないで対戦してくれた皆さんには非常に感謝しております。ありがとうございました。ご意見・質問等ございましたらtwitter @bisonMUTEKI までご連絡ください。
調整メンバー twitter みやけ@LT4340 紫炎@OnjoujiToki_ バイソン@bisonMUTEKI
協力 twitter こばやし@mega_yayakoba あくさん@AkusyuAkushu
~あとがたり~
今シーズンお疲れさまでした。S2で上げた有料記事で結果が残せなかったので正直萎えてしまってポケモンは6月の新拡張まで触るつもりはなく、調整チームも各々別のゲームをして遊んだりしていました。しかし、自粛要請により都内在住の自分は暇を持て余してしまい、当然切断バグは認知していたがS5でもう一度上位に挑戦してみようと思いリベンジした。
当然マスターランクにはすぐ戻り、構築を練りながら簡単に300位程度には到達した。その時点で切断バグはハイパーボール級で1度のみしか受けなかったのでTwitterで騒がれているほどのものではないと思っていたが、そこからランクが上がるにつれ明らかにプレイと順位が乖離している”異質なプレイヤー”が増えてきて案の定切断されるという事象が多々発生するようになり全てを察してしまった。
特にイラついたのは最終日に電磁波身代わり呪い痛み分け@光の粉(TNサトシ)にが無償突破され、プレイで切り返したのにもかかわらず当然切断され、そこから4連勝(切断されて無効試合)したあたりでメンタルが崩壊しそうになった。頼むから早く修正してほしい。@増田純一
あと、傍から見て感じたのは結果を残していないプレイヤーが切断バグについて一生愚痴を言っているのが上位勢より目についたので、神妙な顔になりながらそのツイートを見守っていた。切断騒ぎで委縮してしまったエンジョイ勢の方たちは気にせずランクマッチに潜ってほしい。実際には300位以上の上位帯にしか切断バグは存在しないと思う。(負けなければレートが上がるのは必然な為)
KPと使用ポケモンについて
私たち調整チームは主に6世代をプレイしており7世代はほとんどプレイしていなかったためが使えなかった。何なら受ける回数が多い=急所確率が上がるので弱いとずっとネガキャンしていた。(を使いながら)
だが、KPにも表れている通り明らかに強いことは理解しているので今後はこのデブとも和解できるように頑張っていきたいと思う。
あとのような雑魚を使いたくないので早く戻ってきてくれ!悟空!
HBを普通のPTに採用する人も6世代脳なので理解に苦しむ、君はがきついからと言ってを採用していたのかい?わけがわからないよ
まあ、6世代にボディプレスとがあったら採用してたかもしれない…(笑)何なら実際強いのでただのネガキャンです。
そういやトリックやすり替えを使う型なのに性格を無補正にしてない人はマジデナニ?ピンチベリーを盗まれて混乱して勝った試合が2回あったので普通に面白かった。
今シーズン6体ミラーや5体ミラーが多発していたので並びの完成度は高かったんじゃないかなぁ…って思ってる。かくいう自分も前シーズン上位記事を読み漁りそこから基本構想を得たりマッチした相手の型を真似て調整しなおしたりラジバンダリって感じだったので大体の人間の思考は今回の並びに収束するんだろうなと感じ、上位で全く違う並びを使用しているひとは格が違うと思った。
これで後半のあとがたりとこの記事は終わりです、アシタノワダイは見つかりましたか?私はここまで読んでくれた皆さんが大好きです!
~fin~